マンゴーで天然酵母を作る。そしてパンも作る。
せっかくインドにいるのだからインドのマンゴーでマンゴー酵母を作ってパンを作ってみたい!
と言う事でやってみました。
今回色々とマンゴーを試食してマンゴー酵母に良いのでは?と選んだ品種がシンドリ「Sindhri」と言うマンゴーを選びました。
味が濃厚で甘味も酸味も強いマンゴーです。
緑色をしていますがこれで熟しています。
マンゴー酵母の作り方
1)まずは酵母を作る容器を熱湯消毒します。
大きな鍋にお湯を沸かしてその中に蓋とビンを入れて数分沸かします。
その後自然乾燥させたビンを使います。
2)お水は濾過器を通した水を一回沸騰させてその水を常温まで冷ましてから使用します。
3)マンゴーはざっと汚れをふき取る程度で大丈夫です。
その後皮ごと細かく切ってビンに入れます。
マンゴー酵母の仕込み
マンゴー100g(皮つき)
水 300g(沸騰させて常温まで冷ました水)
砂糖 大さじ 1杯程度(使うマンゴーの糖度によって変更)
以上をビンに入れて発酵を待つのみです。
※仕込みから5日ほどで出来ましたが気温により変わると思います。
※1日に一回蓋を開けて空気を入れてあげる事だけは欠かさず行いました。
パン生地の仕込み
冷蔵庫で1日休ませたマンゴー酵母を茶漉しでこした
マンゴー酵母 150g
Atta(チャパティーの粉) 50g
これをホイッパーで混ぜて一晩発酵させます。
一晩発酵させた生地に
Atta 200g
マイダ(ナンの粉)250g
ロックソルト 10g
モルトパウダー 1g
マンゴー酵母50g
水 105g
バター 10g
これをミキシングして生地をこねます。
4時間30分発酵させて
生地を分割(2等分)して成形
その後45分発酵(38℃で)
その後クープ(切り目を入れて焼成)
焼成温度210度で26分
Atta(チャパティーを作る全粒粉)をミックスする事でライ麦パンの様な食感になりました。
爽やかな酸味があって風味豊かなドイツパンを食べているようで美味しかったです。